ドン
ズシャー
踊っていると足音が聞こえることがあります。
足音がするってことは、床への
タッチが強すぎるってこと。
足に力が入りすぎていたり、
ボディが落ちてしまったり、
フットワークを間違えてしまった時に
床へのタッチが強くなってしまう。
「このシューズが古いから」
「フロアが悪いんじゃない?」
って他の何かのせいにしたいところだけど、
本当に上手なダンサーはどんな環境でも
静かに踊る事ができるんだよね。
フロアに足が吸い付ているみたいで、
スススーって踊っていく。
足音のしないダンスを生で
見ると鳥肌が立つよ。
足音が気になる人は、床へ足が付く
瞬間を意識してみよう。
床に対して、優しくタッチするようにする。
ヒール(かかと)から付くときも、
優しくね。
床に優しく付こうとすることで、体の中の
いい筋肉が使われてくる。
足首も柔らかく使わざるを得なくなる。
ガツガツ動くダンスから、コントロールされた
ダンスになってくるよ。
さらに、踊りが柔らかくなる
感じも出てくるんだよね。
いいことづくめだね。