社交ダンスのフットワークとは？

「あの人のフットワークが綺麗！」

よく聞くよね。

具体的にフットワークとはなんのこと？

社交ダンス用語では、

「フロアにコンタクトする足の裏の置き方と使い方」

のことを言います。

フロアに対して、足のどの部分を使うのか？

これが社交ダンスでは非常に大事なのです。

”トー”とか”ボール”とか”ヒール”からとか、

”インサイドエッジ””アウトサイドエッジ””ホールフット”

色々あります。

• トー・・・足の先端のつま先部分
• ボール・・・親指の付け根の母指球部分
• ヒール・・・かかと

このフットワークを正しく使って表現することで、

よりなめらかなムーブメントになり、

綺麗な足元になってきます。

特にメダルテストではこのフットワークを正しく

踊ることができているかどうかが

１つのポイントになります。

気をつけないといけないのが「ヒールから」という部分。

ヒールからつけなきゃと思って足を出す時に、最初から

ヒールを床にこすりながらステップしたら転ぶからね。

特に初心者に多いんだけど「ヒールからだよ」

って言ったら最初っから最後までヒールで出してしまう。

ヒールでずーっと床をこすりながらステップしちゃうわけ。

これでは足首にも変な力みが入るし、膝も曲がりにくくなり、

バックバランスになる。

実は、ヒールからっていっても最初は”ボール”なんです。

ボールで床を滑らせていって、自然にいい感じの所で

徐々にヒールが床について、ボールを床から上げていきます。

そしたら足に力みが入らないでしょ？

「ヒールから出す！！」

って強く意識し過ぎると固い足首になっちゃうよ。

ナチュラルに見えるフットワークが綺麗に見えるのね。