スタンダードにはボディコンタクトが
あります。
ボディコンタクトとは、お互いの右の
お腹周辺を接触させることです。
ボディコンタクトがあることで一体感のある
ダンスを踊ることができるわけですね。
最初の内は足型を覚えることでいっぱいいっぱい
だからボディどころじゃないよね。
それにお互いのボディをくっつけるなんて
ちょっと恥ずかしい。
でも、慣れてきたらボディがコンタクトした方が
より踊りやすくなるんだよ。
リードも感じやすくなるし。
逆に離れていた方が踊りづらいです。
んで。
ボディコンタクトは種目によって
接触する面積が変わってきます。
ワルツの場合はお腹の右付近になります。
タンゴは膝からアンダーバストまで。
タンゴの方がコンタクトしている部分が
長くて面積が広いんですね。
元世界チャンピオンのミルコ&アレッシア組の
ベーシックタンゴ動画です。
膝までしっかりとコンタクトをしていますよね。
なぜタンゴのコンタクト面積が広いのかというと。
ワルツはライズをする動作があります。
ライズをすると膝が伸びるからお互いの膝は離れる。
タンゴはライズがない。
常に膝が緩んだまま。
だから膝もコンタクトすることができる。
膝からアンダーバストまで長く
コンタクトすることができるわけなんです。
タンゴの方がワルツよりコンタクトしている部分が
長いから、より一体感を作り出しやすく、
バラバラになりにくい。
ワルツよりも簡単に踊れます。
ライズ動作がない種目はタンゴだけ。
ワルツ、スローフォックストロット、クイックステップ、
ヴェニーズワルツはライズ動作があります。
タンゴだけ特殊なんだよね。
ボディコンタクトを長くすることができると
安定したダンスを踊ることができるよ。
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