スタンダードのホールドは腕の位置は前。
体に対して前に置いておく。
真横じゃなくて、少し前だよ。
なぜかというと、腕というのは体の構造上
背中側についているから。
人間の体は背中から胸までの厚みがある。
男性も女性も両腕を真横に置いてしまうと、
体の厚みが邪魔になって手が届かなくなります。
なので、ホールドを真上から見ると
男女の腕は少し前に出ていて、
ひし形みたいになってるのが正解。
この時に正しく両腕が前にあると、お互いの
右手と左手には一定の押し合ってるような
テンションがかかる。
そのテンションを利用して女性はストレッチする。
感覚的には腕立て伏せをしているのに近いかも。
床(相手)を押して自分の体を持ち上げる(ストレッチ)
ただ相手を押すのではなく、自分が伸びるために押す。
その結果、カップルの間に心地よい
緊張感が生まれ、お互いの動きが伝わりやすくなります。
いい緊張感があると、思い切り動きやすくなるし、
動いて崩れにくくなってきます。
左回転しても右回転しても、常に「両腕は前」
って意識を持ってみましょう。
ねじれることもなくなるし、作り出す
トップも大きくなってきますよ。