ほめ方によって反応は変わります。
「いいね~そう、その感じでいいよ!」
「そうそう、上手になってきてるよ」
「今日のダンスはとてもいいね!」
ほめること自体、気持ちがいいし、
ほめられた方もいい気分になれる。
僕は「ほめて伸ばす」タイプ。
怒鳴って叱るのは好きじゃない。
外人のコーチャーでもすごいほめてくれる人がいた。
スタンダードの選手でだいぶ前に引退したけど、
アラン・シングラーのパートナーのドナ・シングラーだ。
僕たちが教わったことをトライしてうまくいくと、
彼女はオーバーじゃない?ってくらいほめてくれた。
「アメイジング!!オーマイガッ!!」みたいな勢い。
褒められたら「あ、これでいいんだな」ってわかるし、
「じゃあもっとやってみよう」って気持ちになるよね。
なにより、認められたということが自信につながる。
ほめる効果をさらに高めるには「権威」を使います。
自分よりはるかに上にいる人や、
有名な人の力を借りるのです。
借りるっていっても、話をねつ造する
わけじゃないですよ(笑)
本当にそう言っていたことをちゃんと伝えるだけです。
それはちょっとしたことでも構いません。
「○○先生が、すごくいいねってほめてたよ」
「○○先生がこれからが楽しみだって言ってた」
「○○さんが、すばらしいって感心してたよ」
「○○さんがドレスが素敵ってほめてたよ」
当然だけど、○○の人がすごければすごいほど、
効果は大きい。
僕はこういう話を聞くと、忘れないうちに
すぐに本人に知らせるようにしてる。
少しでもそれが力になったり、上達する
きっかけになってくれると嬉しいね。
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