ラテンのリードは全部で4種類あります。
1・ウェイトチェンジ
2・シェイピング
3・フィジカル
4・ヴィジュアル
です。
ややこしいので簡単に言うと、
「押す」と「引く」になります(笑)
この「押す」「引く」はリードとして
必要な動作なんだけど、タイミングを
間違えるとトラブルの元となるんだよね。
僕たちも未だに揉めることがあるよ。
「そこ、押さないで!」ってね。
ラテンの場合、立った時のバランスが
ボールの方にあるよね。
もちろん、かかとにも体重は
かかっているんだけど。
男性と女性のお互いのバランスが
前にあるってことは・・・
組んだ時には「押し合っている」わけ。
これが基本です。
ルンバのオープンヒップツイストは
男性が進むことで女性を押すから、
女性は後退する。
男性が前進をやめて後退するとき、
女性と組んでいる手が初めて
「押す」から「引く」になります。
男性の前進が止まることで、手の動きも
止まるので、女性は後退することができなくなる。
その結果、一瞬引き合う形になるよ。
そこから女性の運動が切り替わって、
前進になるんだよね。
ここで気を付けなければならないのは、
「引き合う感触を求めない」こと。
男性にしてみると、引き合う力、
つまり引っかかった感触が強いほど
リードしているような感覚になる。
重ければ重いほどいい、みたいな。
だけど、その感覚は錯覚で、
重くすることにはあまり意味がない。
オープンヒップツイストのこの部分の目的は、
女性を後退から前進に変えることだけ。
最低限の力でリードすることができるよ。
それに止まっている女性を引っ張っても、
重いしスピードも出ない。
スピードを出したいのなら、動いている女性を
加速させるように、同じ方向へリードを
するのがコツだよ。
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