リードをするってことは社交ダンスを
踊る上で欠かせません。
「男性がリードして女性を踊らせる」と思われがちですが、
リードは常に男性からの一方通行とは限らないのです。
女性から仕掛ける場合もあります。
女性がリードを仕掛ける場合は、男性はそれを感じて、
フォローしなくてはなりません。
実は、男性がリードして女性がフォローする、
女性がリードして男性がフォローする、ということを
繰り返しながら踊っているんですね。
ラテンの場合は、特に頻繁に起こります。
例えば、離れているところから女性が近寄ってきて、
男性の肩に手を乗せるというステップがあるとします。
こういう場合は、アクションを起こしているのは
女性なので、男性がリアクションを起こさないといけません。
肩に手を乗せられる、ということに対して
何らかの反応を表現する必要があるのです。
タッチされているのに、ボケーっと無反応では
女性も一生懸命表現したかいが無いですよね。
なにか仕掛けたら、それに対してのリアクションが
欲しいのです。
その練習方法を以前、ジョアンナに習ったことがあります。
特に決まったステップを踏むわけではないのですが、
組んだ2人がお互いを回したり、前進させたり、
後退させたり、倒したりするのです。
面白いのは、男性、女性のどちらが仕掛けてもいいってこと。
仕掛けられた方は反応をしなければなりません。
どちらがいつ、何を仕掛けてくるか?
常に神経を研ぎ澄ましておく必要があります。
この練習をした後に、自分のルーティンを踊ったら、
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