強く立つことは大事です。
競技会で存在感のある人はしっかりと強く立っている人。
勝ちあがっていく人で立ち方が弱い人はいません。
立ち方が強いというのはどっしりと立っているということ。
他の人がぶつかっても倒れそうにない。
床に対して大木のように生えていて、
ぐらつかずに安定感がある。
逆に立ち方が弱いとは、ふわふわぐらぐらしていて、
ちょっとでも押したら簡単に倒れそうな状態のこと。
ではどうやったら強く立てるのか?
簡単に会得できる方法があります。
押せばいいんです。
立っている人を。
思いっきり
叩くんじゃなくて”押す”んですよ(笑)
例えばチャチャチャでニューヨークをしたとします。
ニューヨークは二人のアームの形を合わせることで
美しいラインを作り出すステップ。
大抵の場合上げているフリーアームの方に全意識が
いっちゃって、立ち方が弱くなります。
なのでニューヨークのラインを作った状態で
腰を後ろからぐっと押すと、ぐらぐらします。
この”ぐらぐら”が止まるまで押し続けます。
僕はコーチャーにしょっちゅうコレをやられていたんですが
もんのすごい力で押してくるんですよ。
まるで力士の突っ張り並みのパワーです。
両足が滑って前に移動しちゃうんです。
止まろうとしてもそう簡単には止まれないほどのパワー。
どんどん前に滑っていって、
あー壁にぶつかるー!!
ここでマジで危機感を感じ本気で止まろうとします。
その時、両足、ボディにものすごいテンションが入ります。
もう少し具体的に言えば、フットプレッシャーが強くなる
ことでしっかりと床を両足で掴み、そのエネルギーが
ボディに伝わってきて腹圧が上がる感覚になってきます。
そして止まることが出来るのです。
これが強い立ち方です。
誰にぶつかられても倒れない。
床に対してどっしり立っている。
この方法はどのステップでも使えます。
立ち方が危なそうなところは
お互い押して確認し合いましょう。
そして強い立ち方を手に入れましょう。
ただしケンカにならない程度にね(笑)
※これはスタンダードでも同じです。組む前にお互いに
押し合うと立ち方が強くなりますよ。
※競技会に関する記事はこちらにまとめています。
→競技会に関する記事一覧まとめ
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