相手の立場になって考えることの大切さ

スポンサーリンク

よく

「相手の立場になって考えなさい」

って聞くよね。

 

ダンスの先生もそう。

生徒さんの立場になって考えることが大切。

 

先生は何年も毎日踊っている社交ダンスの

プロだから、ダンスを始めたばかりの人には

難しい事ことでも、あまり考えずにできてしまう。

 

これは別に自慢をしたいわけじゃないです。

そう聞こえちゃったらごめんなさい。

 

インストラクターを続けていると、

感覚が少しずつマヒしていっちゃって、

「初心者に合わせる」ことを忘れがち。

 

だから、つい「自分に合わせて」しまって

初心者には難しいことを教えて

しまったりすることもある。

これは反省しなければならないことだけど。

 

と言っても、自分はすでにダンスを踊れるので、

相手の立場になって考えることは「想像する」

しかないから、なかなか難しいんだよね。

 

本当に相手の気持ちを理解するためには、

相手と同じ環境に身を置くのが一番。

 

今回、ヒップホップを習って

初心者の気持ちを理解できた気がする。

 

僕にとってヒップホップは全くの初めてだから、

右も左もわからない。

 

本当にわからないんだよね。

 

ちゃんと踊れるのか?

ステップを覚えることができるのか?

一人だけ落ちこぼれるんじゃないか?

服装はこれでいいのか?

髪はセットした方がいいのか?

靴は運動靴でいいのか?

水は持って行った方がいいのか?

レッスンの何分前に行けばいいのか?

申し込みにはどれくらい時間がかかるのか?

どれくらいの年齢の人がいるのか?

 

不安でいっぱい。

 

そんな僕に先生がどんなレッスンを

してくれるのだろう?

 

先生は必要最低限の情報だけ教えてくれました。

基本的な動きを何度も音楽に合わせて繰り返す。

 

先生から見ると本当は出来てないんだけど、

僕に「できた!」って思わせてくれたよ。

これで僕はかなり満足できた。

 

自分なりに「踊れた!」って思ったからね。

 

これでいいんだよ。

だってプロになるほど本格的に踊るわけじゃないし。

 

楽しめればOK.

 

ここが大事だね。

相手が求めていることを与えてあげるのがベスト。

 

今回の体験レッスンを受けて、改めて

初心者の気持ちがわかったよ。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ

コメント

  1. ソレイユ より:

    >相手が求めていることを与えてあげる
    そうなんですよね~
    初心者に、あれこれ言うと頭が混乱して
    身動きがとれなくなります。

    私の教室でも、他のお客さんのレッスンを見て
    どうしてそんなに言うかなぁって思います。
    親切が仇

    • 前掛け より:

      ソレイユさん、こんにちは。

      僕もそう思います。
      あまりたくさんの情報が入っちゃうと
      混乱しちゃうんですよね^^;

  2. jackpot より:

     私が以前習っていた先生はいわゆる天才肌
    でした。で、よく生徒さんに対して「こんな
    ことができない(わからない)なんて理解でき
    ない」と口癖のようにおっしゃってました。
     最初私は冗談か皮肉で言ってるんだろうと
    思ってたんですが、どうも半分ぐらいは本気
    だったらしい。
     じゃ、生まれつきそれほど才能には恵まれ
    ず、ただひたすら不断の努力でやってきた先生
    ならば、きっときっと我々凡人の気持ちを理解
    してくれるのだろうかといえばさにあらず。
     「私は才能ではなく努力によってすべての
    問題を解決してきた。あなたにそれができて
    いないということは、すなわちあなたの努力が
    足らないということ」と詰め寄られたら、もはや
    逃げ道がない。どっちも辛いのう。

    • 前掛け より:

      jackpotさん、こんにちは。

      天才肌のダンサー、結構多いです。
      素晴らしいコーチャーは天才肌でも、自分が
      どうやって体を動かしているのかを理論的に
      教えてくれます。
      こういうコーチャーはすごく人気がありますよね。

タイトルとURLをコピーしました