僕のコーチャーはそれはそれは厳しい先生でした。
毎回ダメ出しに続くダメ出し。
「次こそは褒められてやるぞ!」って練習を
積んでいくんだけど、全然およびじゃないっていうか。
もちろん、原因は僕のとんちんかんなところと、
不器用なところにあるんだけどね。
今思えば本当にご迷惑をおかけしたな~という反省と、
最後まで粘り強く指導してくれたことに感謝です。
コーチャーには基本的に2時間単位でレッスンを受ける。
その間に様々なことを言われるのね。
「音楽に合っていない」
「表現が雑」
「ミドルパーツを動かせ」
「もっと足を開け」
「手を美しく使え」
「強く立て」
「肩を上げるな」
「目を開け」
・・・・
何十個言われてるんだろ。
もうノートに書ききれないほどだよ。
復習しようにも、直されたポイントが多すぎて、
どこから手を付ければよいのやら・・・
そんな厳しくて怖いコーチャーだったけど、
ふと、何かのはずみに発した一言に
結構救われたことがあったんだよ。
それは、
「10教えたことのうち9は忘れていい。
1個でも覚えておけばいい」
ってセリフ。
こんなお優しい、仏のような言葉が出てくるとは
思ってなかったから、強烈に覚えているんだよね。
この言葉で精神的にずいぶん楽になったよ。
だって、9個は忘れてもいいんだよ?(笑)
1レッスン受けたら、いろいろ言われて直されると
思うけど、その中には「はて?」というものから、
「あ、そうか!」というものまであるよね。
「あ、そうか!」ってなったのは自分の感性にピンと
来てるものだから、それだけを覚えておけば大丈夫。
先生は次のレッスンの時に、
「ん。この前教えた点、しっかり覚えてるな」
と感じてくれます。
「先週何やったか全然覚えてない・・・」
1個も覚えていないのはまずいからね^^;
コメント
マジで忘れます。なるほど!とか言っても、すぐ何をなるほど!と思ったんだっけ?って思う自分が怖くなります。私も先生に、忘れてもいい、頭は忘れるけど、何度も何度も繰り返せば、身体が覚えていく…と言ってもらって、気が楽になりました〜申し訳ない気持ちだけで踊っても楽しくないですものね!一個一個身に付けよっと
furuuriさん、こんにちは!
マジで忘れますか^^;
忘れても繰り返すと体が覚えていくというのは
本当です。
練習していれば、そのうち考えなくても
自然に体が踊れるようになりますよ。