競技に出ていると、周りから
こう言われることがあります。
「今日のダンスは明るくていいね」
「今日のダンスは暗かった」
同じダンスでも明るく見える時と
暗く見えるときがある。
競技会を見ているとわかります。
この違いって何だろう。
同じルーティンを踊っているのに
日によって見え方が違う不思議。
答えは。
意識がどこに向いているか
ということなんです。
暗く見えてしまうときは意識が自分の中に
向きすぎている状態。
・ステップを間違わないように踊る
・体をこう使う
・このタイミングで動く
もちろん、これらはすごく大事。
間違ってはいないよ。
ただ、自分に意識が向きすぎると
客観的に見えてこないことがあるんだよね。
競技会の場合、目立ってナンボって部分がある。
まずは見ている人の目に入らないと。
そのために必要なのが
「外に伝えること」
見ている人に自分のダンスを伝えることが
重要になってくるのね。
だからコーチャーはこういう言い方をします。
・自分が一番だと思って踊りなさい
・フロアを支配するように踊ること
・フロアの空気をかき混ぜるように
・2階席から見ている人にもわかるように
・お客様に自分のダンスを届けて
・ハッピーに踊って
ちなみに。
こういうことを言うのはダンスの
コーチャーだけじゃないんです。
劇団四季のキャストだった人も言いますし、
舞台監督も言います。
外に伝える意識を持って踊ると
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