タンゴやを踊っている人は、男性も女性も
クールで険しそうな顔をしていますね。
対して、ワルツやルンバなら笑顔を
交えた明るい表情があります。
笑っちゃいけない、とか表情の
決まりはあるのでしょうか?
ぶっちゃければ、そんなのありません。
クリストファー・ホーキンスがスタンダードの
世界チャンピオンだった頃、パートナーだった
ヘーゼル・ニューベリーはタンゴでもニコニコ
しながら笑顔で踊ってました。
それを初めて見た時はちょっと違和感があったけど、
考えてみたら全然変なことじゃない。
「あ、別にいいんだ、笑っても」って思った。
タンゴが険しい顔になりがちなのは曲のせい。
重々しくて、緊張感のある曲の場合、聞いていると
自然と険しい表情になっちゃうよね。
タンゴでも明るめの曲で、聞いているうちに
楽しくなってくるようだったら、笑顔でもいいんですよ。
イメージだけで無理に顔だけ無表情にしたり、
怖い顔にして固めてしまうと、今度は体の筋肉も
固まって動かなくなってしまうからね。
曲に反応して、自然と出てくる表情で
踊るのがベストだと思うよ。
※タンゴの記事はこちらにまとめています。
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