ルンバステップ一覧。ベーシックはこれで全部



社交ダンス(ボールルームダンス)のルンバは

ラテンの基本種目です。

 

ラテンダンスの動きの基礎的な要素がたくさん

詰まっていて、初心者からベテランダンサーまで

人気が高い種目です。

 

男女が踊りながら愛情表現や感情表現をするのが

特徴で、4拍子の音楽に乗って踊ります。

それではステップ一覧を紹介していきますね。

ルンバのベーシックステップ一覧

  1. ベーシックムーブメンツ(クローズド、オープン、インプレイス、オールターナティブ)
  2. クカラチャズ
  3. ニューヨーク
  4. スポットターンズ・ツーL、R
  5. ショルダー・ツー・ショルダー
  6. ハンド・ツー・ハンド
  7. プログレッシブ・ウォーク・フォワード又はバック
  8. サイド・ステップス
  9. キューバン・ロックス
  10. ファン
  11. アレマーナ
  12. ホッキー・スティック
  13. ナチュラル・トップ
  14. オープニング・アウト・ツーR&L
  15. ナチュラル・オープニング・アウト・ムーブメント
  16. クローズド・ヒップ・ツイスト
  17. オープン・ヒップ・ツイスト
  18. リバース・トップ
  19. オープニング・アウト・フロム・リバース・トップ
  20. アイーダ
  21. スパイラル・ターンズ(スパイラル、カール、ロープスピニング)
  22. スライディング・ドアーズ
  23. フェンシング
  24. スリー・スリーズ
  25. スリー・アレマーナズ
  26. ヒップ・ツイスツ(アドバンスド、コンティニュアス、サーキュラー)

以上の全26種類。

すべてのステップの動画はこちらからご覧いただけます。

YouTube前掛け社交ダンスTV ルンバ

ルンバの基本はルンバウォークから

ルンバにはルンバウォークと言う基本の歩き方があり、

全てのステップはルンバウォークで構成されています。

 

ルンバウォークは前進と後退があります。

簡単に説明すると、

「ステップする足は膝を曲げてつま先から出す」です。

 

常につま先から床に付き、後退したときも前の足の

つま先は床に付いています。

ルンバはつま先が床から離れることがなく、

かかとから床に付くこともありません。

 

膝を曲げてステップすることによって、

ルンバ独特のキューバンモーションと

呼ばれる腰の動きが出てきます。

 

ルンバウォークはルンバの上達には欠かせない要素なので、

コツコツと練習していくとよいでしょう。

 

ルンバウォークの参考動画を載せておきますね↓

ルンバの音楽の取り方

ルンバは最初に説明しましたが、4分の4拍子で踊ります。

カウントは「1234」で「ワン・ツー・スリー・フォー」です。

 

ただ、ルンバはカウント「1」の部分は

ステップをしないことになっています。

ステップをしないで休むと考えてもいいでしょう。

 

なので、先生やベテランダンサーは「1」を飛ばして

「2」からカウントするのが一般的で、

「2341」「2341」とカウントします。

 

音楽をしっかりと聴いてカウントの1の部分を

ステップせずに、カウント2から踊り始めるようにしましょう。

 

実はルンバの音楽は曲によって少し取りずらいことがあり、

リズムが取れるようになるまで苦労をする人も多いです。

 

音楽をしっかりと聞いてリズムを取る事が社交ダンスを

踊るうえで大事なので、日頃から音楽を聞いたときに、

「どこがカウント1なのかな?」ということを意識してみましょう。

ルンバの踊り方のコツ

ルンバの踊り方を説明します。

先ほども説明しましたが。カウント「1」はステップを

しないので休みになります。

 

体重が片足に乗った時に、かかとまで

体重を感じるようにします。

 

つま先から床に付くのですが、ついた後はかかとまで

しっかりと体重をかけることが大事です。

 

つま先だけで踊るのではなく、足の裏全体に体重を

かけて踊るのがルンバです。

 

かかとまで体重がかかるようになると、自然と腰・ヒップが

動いてきていいキューバンモーションがでてきます。

社交ダンスのルンバは初心者に向いている?

ルンバはラテン5種目の中では一番ゆっくりな

テンポで踊られます。

参考記事→社交ダンスのラテン5種目の違いを初心者にわかりやすく解説!

 

また、ステップの足の数も少ないので初心者には

覚えやすく踊りやすい種目だと言えますね。

 

まずはいくつかの簡単なベーシックステップを覚えて

繰り返して踊れるようになりましょう。

ルンバのステップについての雑談

ルンバのベーシックステップを紹介しましたが、

パッと見てステップの名前から動きが想像できるものがあるよね。

 

ステップ名の由来などを紹介していきます。

ショルダーツーショルダーとは

例えば、ショルダーツーショルダーなら、「肩と肩」が

近づきそうな感じがしませんか?

 

実際にそうなんです。

ショルダーツーショルダーは男性の肩と女性の肩が

寄るように踊る足型なんですね。

ホッキースティックの由来

またホッキースティックというのは、アイスホッケーの

スティックの形のように動くところから付けられました。

 

アイスホッケーのスティックは下図のように途中までまっすぐで、

途中から曲がっていますよね。

女性の動く軌道がホッケーのスティックのように動くことから

「ホッキースティック」という名前が付きました。

ニューヨークに行きたいか?

逆に全然名前とステップの関係性がわかんないものもあります。

それはニューヨークです。

 

ニューヨークとか、めちゃめちゃよく使うステップなんですが、

意味はわからないんです。

 

なぜにニューヨーク?

ニューヨークへ行きたいかー?おー!

ってアメリカ横断ウルトラクイズかいっ!

 

BOØWY世代の僕としてはニューヨークっていったら

NO.NEW.YORKしか思いつかないんですけど。

 

脱線しまくりだけど、他にもアレマーナとかアイーダとか

名前とステップの関連性がよくわからない物も多いわけです。

人の名前みたいだよね?

ルンバでナチュラル・リバースの意味

ルンバにもスタンダード種目と同じように

ステップ名にナチュラル・リバースが付いたものがあります。

 

意味は他の種目と同じで、ナチュラルと付くものは

右回転を意味して、リバースと付くものは左回転を意味します。

 

右回転と左回転は社交ダンスにおいて重要なポイントなので、

覚えておくといいでしょう。

後半のステップほど難しい

ルンバは一覧表の前半のステップは簡単ですが、

後半になるにつれて難易度が高くなってきます。

 

スリースリーズやスリーアレマーナズなどは、

ベーシックですが、しっかりと踊るのは難しいんですね。

関連記事→社交ダンス:ルンバのスリースリーズでふらつかずに回るコツ

関連記事→ルンバのスリーアレマーナでバランスを崩さないコツは目線

 

回転が多いステップなので床に対して

まっすぐに立つことがポイントです。

 

真っすぐに立って、体の軸を強く保って

踊りましょう。

 

体の軸が作れないと、回転時に遠心力に体が

振られて、ぐらっとなってバランスを崩します。

ベーシックステップは外人もよく使っている

上記のベーシックは外人のデモを見ると、

いたるところに使われています。

 

例えば、スリーアレマーナはよく使われていますね。

もちろん、そのままじゃなくタイミングや

ポジションを変化させて使っています。

 

上手な選手になるとベーシックステップをアレンジして

タイミングを変えて早く踊ったり、相手との位置関係を

変えて踊ります。

 

一見、難しそうに見えるステップでもよく見ると

ベーシックステップだったというのはよくあります。

 

原型のベーシックステップをしっかり理解していると、

「あ、ここは〇〇〇の変形ね」

ってすぐわかるわけです。

 

だけど、原型がわかっていないと何をしているの

かわかんないから、ステップを取るときに困る。

 

一歩ずつばらばらにステップを

取らなきゃいけなくなってしまうわけです。

 

 

 

ベーシックの理解も必要ですね。

※ルンバに関する記事はこちらにまとめています。

ルンバに関する記事一覧まとめ

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2 Responses to “ルンバステップ一覧。ベーシックはこれで全部”

  1. あんとわねっと より:

    アレマーナってスペイン語で「ドイツの」って意味です。当初はドイツ風のステップ、だったのかな?

    • 前掛け より:

      あんとわねっとさん、こんにちは!

      そうなんですか?初めて聞きました。
      ドイツ風の回転だったんでしょうかね~

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