フィギュアスケートの世界選手権。
録画していたので、昨日まとめて見ました。
解説の高橋大輔さんが、たまに口にする
「引き込まれましたよね~」という表現。
見ているうちに、滑っている人に目が釘付けになり、
目が離せなくなり、見ることに集中して、
気がついたら終わっていた、っていう状態を
「引き込まれる」っていうのね。
見ながら途中で、
「あ、そういえば焼き鳥食べたいな」とか
「明日は何時まで寝てようかな」とか
別なことを考えているときは引き込まれていないよ。
引き込まれるような演技には、見ている人に
余計なことを考えさせない力がある。
昨日の男子フリーを見て、圧巻だったのが
フェルナンデスの演技。
ノーミスなのももちろん素晴らしいんだけど、それ以外も
すごくて、グイグイ彼の世界に引き込まれていった。
一挙手一投足から目が離せない。
これは僕だけじゃなく、観客の皆さんも同じだった
みたいで、彼の演技終了前から立ち上がり
スタンディングオベーションが始まってた。
それだけ素晴らしい演技だったってことだね。
引き込まれる、というのは社交ダンスでもある。
この仕組みは何なんだろう?
演者の自分に対しての揺るぎない自信、
みじんもない迷い、大胆さと繊細さ。
いろんな要素があるけど、自分が思うのは「迷い」
の部分が強いんじゃないか?ってこと。
- ここはこうしようかな?
- これでいいのかな?
- こっちにやり方にしようかな?
って考えているときは気持ちに迷いがある状態。
迷いのあるダンス、迷いのないダンスは
見ていてすぐにわかるよ。
自分がやりたいことを、迷わず全力で表現する
ことで人を引き込む力が発生するんじゃないかな。
コメント
本当にその通りです!ニューヨークの手を8割で上げてちゃいけないなってこの前思いました〜全力でビッ!!と上げないと…ってレベル低い話ですみません。練習なんだから、バランス崩しちゃいけないと思いすぎず、バランス崩すくらい、手も足も出さないとですよね。
引き込まれるのは、集中力だから、下手な素人にも出来るのかもしれませんね。踊りながら失敗しちゃうとかしちゃったとか考えなければ。
furuuriさん、こんにちは!
ニューヨークもビシッと決まればカッコいいステップです。
練習だから失敗は気にせず思い切っていきましょう!
踊りのキャリアに関わらず、引き込まれるダンスはできます。
集中力大事ですね^^