ゆっくりな曲(音楽)で練習することも大事

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プロになってまだ3年目くらいのころ、

東京から先生を呼んで団体レッスンを

してもらっていたんだよね。

 

先生が練習用に持ってきたのが

「超スローな曲のCD」

CSRPJと5曲入ってるんだけど、どの曲も

びっくりするくらい遅いテンポになっている。

 

この遅い曲でまずはシャドーをする。

お互いに自分の足型、回転量、

タイミングを確認する。

 

毎日のように練習してるはずなのに、

超ゆっくりな曲でシャドーになった瞬間に

「あれ?次なんだっけ?」

ってなっちゃうところが何か所かあった。

 

なぜかっていうと、速い曲で踊っていると、

うまくできてなくても勢いでなんとなく

できちゃうからなんだよね。

 

スローな曲にして、勢いがなくなって、

一歩ずつ確認しながら踊ってると、体重が

右足か左足かわからないところが出てくる。

 

曖昧な部分がどこなのか?

ということが自覚できるんだよ。

 

この遅いCDは今でもレッスンでたまに使ってるよ。

 

ゆっくりな曲で練習することで

自分のステップのタイミングやバランスを

確認することができる。

 

まずはシャドーで練習して、

それから組んでゆっくり踊る。

 

ゆっくり一歩ずつ確認しながら踊る事は

すごくいい練習になるんだよ。

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