ダンスの音の取り方について。音には長さがある。



「音に合ってないよ」

「早い」

って言われる人は、大抵音楽を聞いていません。

 

聞いているようで本当は聞いていないんです。

だから音からずれちゃう。

 

音には長さがあります。

点のような瞬間的なものではなく、

線のような長さがあるんです。

 

長さがあるということは、

体重を乗せ始める場所と、

体重を乗せている時間があるわけです。

 

どのタイミングで体重を乗せるのか?

どれくらいの長さ体重を乗せるのか?

 

わかりやすくするために、

音の長さを引き延ばして考えてみよう。

1拍を5秒くらいあるものと仮定する。

 

体重を足に乗せるのは5秒あるうちの

最初の部分。音の頭です。

 

乗ったら、音の長さである5秒間は

足の上にいます。ここ大事です。

 

良いダンサーは片足に乗っている時間が

長いんだよね。

 

片足の上に乗っている時間が長いということは、

次にステップする足の準備がしっかりと

できるってことです。

 

1拍の長さを感じて踊ってみよう^^

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6 Responses to “ダンスの音の取り方について。音には長さがある。”

  1. hana より:

    前掛け先生お早うございます。
    スローが「早い・早い」と言われます。
    う~ん、次のフィガーを考えていると・・ステップが早くなってしまっているような・・
    やっぱり、音楽を聞いていないということですね。^^
    今日、これをプリントして持って行って、リーダーさんとよく読んでみます。

    • 前掛け より:

      hanaさん、こんにちは。

      音楽を聞いて、合うようになると
      もっと気持ちよく踊れるようになりますよ。
      トライしていってくださいね。

  2. 鈴木幸代 より:

    どうやったら上手に踊れますか?私はダンスを習ってます。どうしてもボックスと音の取り方が分からないのでどうしても間違えてしまうのでその方法とかあれば教えていただけたら助かります教えていただけますのでしょうか?よろしくお願いします⤵わたくしの年齢は23歳ですなんかアドバイスとかありましたら教えてくれますか?

  3. jackpot より:

     自然界に存在する音は、以下のページの
    「エンベロープ」の説明に添付されている
    図のような波形をしています。(あくまで
    も概略図です)

    https://synth-voice.sakura.ne.jp/synth-voice/html5/synth-basic03.html

     特にラテンの場合は、このアタックタイム
    の終わりのピークの瞬間に最大体重が乗り切っ
    ているかどうかがすべて。これを外したり、
    体重が乗り切っていない(足を置いている
    だけ)とスカッとしない踊りになります。
     そして、それは相手に(たとえ初心者であ
    っても)はっきり伝わります。
     だから、「あの人はラテンはベーシックしか
    使わないけれど、なぜか踊っていて気持ちが
    いい」という評価を受ける人は(本人がそれを
    意識しているかどうかに関わりなく)このツボ
    をしっかり押さえている。
     ラテンはいたずらにバリエーションを増やし
    たり、振り付けを工夫したり、ボディの細かい
    動きを練習したりするより先にこちらを習得
    するべきだね。
     もちろん、音楽をしっかり聴くというのが
    大前提だけど。

    • 前掛け より:

      jackpotさん

      やっぱりベーシックは大事ですね。
      地味だけど大事な要素がたくさん詰まってます。
      でもちょっとマニアックになっちゃうかもですね。

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