社交ダンスは音楽で踊ります。
自分の好きな音楽に合わせた体を動かすのは
最高に気持ちがいいよね。
種目ごとに使う音楽は違います。
何が違うのか簡単に言うと拍子とテンポです。
拍子とは3拍子とか4拍子とか、
1小節が何拍子かってこと。
ワルツは3拍子だから「１・２・３」ってカウントする。
ルンバは4拍子だから「１・２・３・４」って数えるよね。
テンポとは1分間の小節数のこと。
ワルツのテンポは28～30個。
28だとゆっくりに感じて、
30だと少し早く感じる。
テンポは曲ごとに違って、
社交ダンス用のCDの裏面を見ると書いてあるよ。
ルンバのテンポは24～25かな。
拍子とテンポは各種目ごとに決まっていて、
プロダンサーは脳内にすべてインプットされている。
だから、音楽を聞いたときに
「この曲は何の種目か？」
が瞬時に判断できるのね。
ダンス用の音楽じゃない曲がかかったときもそう。
「○○を踊ることができるな」ってわかるわけ。
じゃあ、世の中にあるすべての曲で社交ダンスが
踊れるのか？というとそうじゃなくて。
当てはまらない曲もた～くさんあるのね。
例えば5拍子の曲。
あの有名なミッションインポッシブルのテーマ曲は
実は5拍子なんです。数えてみよう。
うまく数えることができた？
サビの部分の
「ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ」の部分で
「１・２・３・４・５」とカウントするとはまるよ。
5拍子の種目は社交ダンスにはないから
普通には踊ることはできない。
踊り方やカウントの取り方を変えてデモで
踊ることは可能だけどね。
途中からテンポが変わる曲も踊るのは難しいかな。
自分が気に入って踊りたい曲があるけれど
何の種目が踊れるかのわからない場合は
先生に聞いてみてね。
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