「あの人は立ち方が強いね」
「あの人は立ち方が弱い」
こういう話聞いたことないですか?
立ち方の強弱ってどういう事でしょう。
シンプルに言えば「ブレないで立てるか」ってことです。
ブレると評価されてしまう部分は頭です。
頭の位置が定まっていないとブレている、と言われます。
これはスタンダードでもラテンでも同じです。
世界のトップ選手は頭が静かです。
体が激しく動いても、グラグラしません。
これが見ていて強さに繋がるのです。
頭がブレずに踊るには?
社交ダンスは片足の上に乗っている時間が
長いほど良いダンスになります。
片足の上にいる、というのは体重の乗っている足で、
しっかりと床を踏んで、体を上に伸ばしている状態です。
この時、床を踏んだパワーは足、脚、ヒップ、ボディ、
アーム、頭まで伝わってきます。
そして頭の部分が大事です。
頭までパワー=トーンを伝えること。
伝わっていればブレないのですが、
頭まで伝わっていないと、ブレるのです。
頭までトーンを伝えるイメージを説明します。
天井から糸に繋がれた帽子が吊るされています。
この帽子は自分の身長よりもほんのちょっとだけ
高い位置に吊るされています。
この帽子の中に自分の頭を入れていくようにして下さい。
ちなみに、この帽子はいろんな場所から吊り下げられています。
あっちに行っては頭を入れる、こっちに行っては頭を入れる。
帽子の位置は変わらないので、そこに頭を下から
入れようとすればずっとその位置に
いるわけだからブレないですよね。
この状態を繰り返していけば
ブレないダンスが出来るようになり、
そして立ち方が強いダンスにつながっていくのです
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