社交ダンスは2人で踊るものです。
一人では踊れません。
僕たちは人間だから、いつも同じように
踊れるわけじゃないです。
調子がいい日もあるし悪い日だってあります。
男性の調子がいいけど女性の調子が悪い時。
女性の調子がいいけど男性の調子が悪い時。
相手の調子が悪いと自分の思うように
気持ちよく踊れません。
そんな時、なんて言いますか?
「なんでちゃんと踊らないの?」
「いつも通りに踊ってよ」
「昨日は出来ていたのに」
「やる気あるの?」
書いていても心が痛くなる言葉です。
調子が悪い人にこういうことを言うのは逆効果です。
相手のやる気を削いでしまいますから。
ちょっとした言葉でも、
ものすごく傷つくことがあるんです。
その傷が原因でカップル解消しちゃうこともあります。
せっかく一生懸命頑張ってきたのに、
何気なく言ってしまった一言で解消なんて
寂しいし、もったいない。
自分が思い通りに踊れなくてモヤモヤする
気持ちはわかります。
でも。
そんな時は相手も思い通りに踊れていなくて
困っているんです。
一緒に踊っている相手を思いやる気持ちって
すごく大事です。
「自分と踊ってくれてありがとう」
という気持ちをお互いに持つことが