一度も組んだことが無い人とスタンダードを
踊る時は少し緊張します。
「どれくらい踊れる人だろう?」
「リードが上手く伝わるだろうか?」
って考えます。
いつも踊り慣れている人であれば、
踊る前からその人のダンスがわかっているので、
そこに関して悩むことはありません。
レッスンの方向性が決めやすく、
「今日はこうしようかな」って
事がすぐに考え付くよ。
でも初めての人はそうはいかない。
まず組んで踊ってみないと感じがつかめない。
まず左手を出して手を合わせる。
ボディを合わせて右手で背中にコンタクト。
組みました。
この時点でほとんどの情報が伝わってきます。
主にバランス・ボディトーン・コンタクト
の3つですね。
3つの情報量によってどれくらいのステップが
伝わりそうかを判断し、踊っていくルーティンを
瞬間的に頭の中で組み立てます。
4小節先くらいまでは考えています。
あとはしっかりとリードを伝えることが
大事になってきます。
僕は始めて踊る人には少しオーバー気味に
伝えるようにしています。
足をインサイドに入れるのかアウトサイドなのか。
自分の体を使ってしっかりと伝えます。
これは男性目線で書いてることだけど、
相手も同じことを考えているんですよね。
女性も
「どうすればうまくフォローできるか?」
「どんなリードが来るのか?」
ってことを考えてます。
お互いに相手のことを考えて踊っていると
次第に2人の息が合ってきてダンスが
馴染んできます。
初めての人とスムーズに踊るためには
コメント
あなたと踊れてよかった、とか
あなたを大事にしてます、とか
そういう気持ちは体感を通して
相手に伝わるから不思議です。
ソレイユさん
ほんとそうですよね~。
そこが社交ダンスの面白いところです。