最近、振付を考える機会が増えました。
デモだったりフォーメーションだったり。
曲を渡されて、その曲に合った振付依頼を
されることもあるし、曲も振り付けも全部
お任せされることもあります。
曲が決まってる場合は何回も曲を聴きます。
曲の中には必ず抑揚があります。
サビのメロディー。
インパクトのあるドラムの音。
拾いやすいボーカルの声。
ギターの音。
突然音が止まったり。
それらを考えて振付を作るわけです。
「この音ではこういうアクション」
と決めると踊っていて楽しいからね。
全部お任せの場合は、テーマを考えます。
1曲を通したテーマ。
テーマは今年流行った映画とか、誰もが知ってる
ストーリーとかから考えます。
大事なのはそのテーマに合った曲があること。
この曲を聴いたら「あ、この映画ね」って
わかるような曲。
わかりやすい曲だと見ている人もその世界に
入りやすくなります。
テーマを決めたら曲探し。
どの曲を使うのか?
1曲で行くのか複数曲をミキシングするのか?
この曲では何が踊れるのか?
曲のチョイスが決まったら編集してつなげます。
んで。
曲が出来たら振付を考え始めるのね。
振り付けは自分が持っているアイデアから
しか浮かんでこない。
自分が知っている振り付け、動きからしか
出てこないんです。
誰も踊ったことも見たこともないような
世界初のオリジナルステップが突然ポーンと
生まれてくるとかはないです。
アイデアがフッと浮かんでくる時も、それは
もともと自分の中にあったもの。
自分の中の奥深くのタンスにしまっておいた
物がたまたま出てきただけ。
だから、自分がいろんな動きを経験して、
知ることが大事です。
と言っても、僕もそんなにたくさんの引き出しが
あるわけじゃないからいろんな振付にトライして
さまざまな動きを覚えようとしてます。
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