実は男性も踊っている時に顔の向きは変わります。
同じ方向を見ているわけじゃないですよ。
僕が学生の時に最初に習ったのは、少し左方向で
少し上の方を見る、という角度でした。
基本的にはこの位置で、ずーっと動かさずに踊ってた。
ppでも、クローズドポジションでも一緒。
当時は何も違和感を感じなかったよ。
でも、プロになってちょっと知識を知って、
徐々に力みが抜けてくると、窮屈に感じてきました。
例えば、ワルツのナチュラルターン。
カウント2の時には男性は右スウェーがかかってる。
簡単に言うと、体全体が少し右に傾斜しているのね。
てことは傾いている右方向を向いた方が自然なんだよね。
そこを無理やり左を向いたままだと、
不自然なナチュラルターンになっちゃう。
最初のナチュラつターンで、自然に
ネックの向きが右に変わっています。
だけど、これがなかなかできないんだよね。
右を向くことに違和感があるのかどうかわかんないけど、
レッスンで治っても、次回には綺麗に何事もなかった
かのように元に戻ってることが多い。
この違和感、っていうのが実は大事なんです。
だって、習うってことは今までと違うことを
するわけだから、感覚が違って当然。
違和感が嫌で元に戻しちゃうのは勿体無いよ。
「お、いい感じにできたぞー!」
って思ったのが、次の週には「あれれ?」じゃあね。
ま、とにかく男性も顔の向きは
変わるってことを言いたいのね。
基本的な法則としては”低い方”を見ます。
右側が低ければ右を見る。
つまり、ナチュラルターンの終わりは右を見る。
これができれば首の力も抜けて、
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