ワルツはスイングダンスです。
スローもスイングダンス。
クイックもスイングダンス。
でもタンゴは違うよ。
この違いはライズをしているかどうか?です。
ライズをすることで次に
スイングを起こすことができます。
スイングとは「揺れる」「揺らす」「振る」という意味。
実際に社交ダンスを踊るときには、よく使われる言葉。
「スイングをかけて」「スイングして」
すべて同じ意味です。
言い方を変えると「ひとつながりの運動」です。
たとえばナチュラルターン。
全部で3歩あります。
この3歩をひとつながりの運動にすることがスイング。
一歩ずつバラバラなものをつなげて一つの動きにする。
これができると、ダンスに勢いがつくし滑らかになるし、
なにより踊っていて気持ちがいいね。
ワルツの場合、1小節に1回スイングがあるよ。
イメージとしては「高いところ」から「高いところ」に
踊っていく感じだね。
カウント2でライズ、3の終わりでロアーをして、
1でライズを始める、という動作をひとつながりにする。
ミルコ組のワルツです。
上がったり下りたりを繰り返しながら、
なめらかに踊っているでしょ?
これがスイング。
スイングが上手になってくると、動きが滑らかに
なってくるから、ステップのつなぎ目が
ガタガタしなくなってきます。
バリエーションステップを踊ると、足形は複雑に
なるけど、運動としてはこのスイングの中に
うまくおさめるようにします。
「高いところ」から「高いところ」
そうすると滑らかなワルツが踊れますよ。
※ワルツに関しての記事はこちらにまとめています
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