社交ダンスを踊っている人をパッと見た時、
最初に目に入るのは上半身です。
顔と言ってもいいですね。
最初からいきなり足元を見て
「フットワークがブツブツ・・・」なんて
言う人はまずいません。
いい表情で踊っていれば見ている人に
好印象を持ってもらえます。
一番いいのが、踊りを楽しんでいる笑顔です。
「ダンスって楽しい~♪」
見ているこっち側もつい引き込まれて、
楽しくなってしまいそうな笑顔。
こんな表情が理想です。
いろんな表情のパターンがあります。
- 楽しい
- 切ない
- 自信満々
- 誘惑
- ちょっかい
- 困った
- 拒絶
踊っていると振り付けによってさまざまなシーンが
出てくるので、それに合わせて表情も変えていきます。
能面みたいにずーっと同じじゃないですよ。
でも「笑わなきゃ」と思って、
不自然に作りすぎるのは良くありません。
無意味に口を大きく開けたり、目を見開いたり
しても、面白いだけです。
面白いだけでは感動しませんし、素敵じゃないですね。
理想的なのは感情と表情がマッチした状態です。
「ここはこういう感情だからこういう表情になる」
という風に踊ると、見ている人は共感するわけです。