競技ダンスは見た目勝負です。
見た目を良くするために日々練習しているわけです。
見た目のために、素敵な衣装を着て、綺麗にお化粧して
髪型もバッチリ決めて最高の自分を演出して挑むのです。
これはね「なんで?」とかじゃなくってそういうものだから。
疑問を持たずにやるしかありません。
鏡を見て自分の見た目がいいと気持ちいいでしょ?
別に「高いドレスを買いなさい」とか、
「毎回美容師さんにセットしてもらいなさい」って
言ってるわけじゃなくって、
「ルックスを良くしよう」という気持ちが大事ってこと。
その気持があれば、今自分が持っている状態のものでも
さらに素敵に演出することが出来ます。
結果だけが評価される
同じステップをして、バランスを崩して”ぐらつく人”と
”ぐらつかなかった人”。
評価されるのは”ぐらつかなかった人”です。
そこに中身は関係ありません。
テクニックには関係なく、気合で立ちました!でもいい。
パートナーにしがみついて立ちました!でもいいんです。
リーダーが支えてくれたので立てました!でも構わない。
大事なのは結果。
そこにあるのは”ぐらつかずに立てた!”という結果のみ。
結果よければ全て良し。
それが競技会です。
他人が評価するものだからしょうがない。
相手が引っ張るから立てないとか、重いから
動けないとかそんな泣き言はフロアの外で言え、と。
フロアに入ったら唯一の味方はパートナーのみ。
味方と喧嘩したら孤立無援だよ。
使えるものはなんでも使え
僕たちは、東京での競技会の時、競技会数日前に
行ってレッスンを受けます。
その時はメインコーチャーのパートナーのJ先生でした。
チャチャチャのレッスンを受けていて、パートナーが
ちょっとバランスを崩して僕の組んでいる右腕に
ググーッと寄りかかってきたのね。
「危ない!」って反射的に腕に力を込めて支える。
そしたらJ先生から衝撃の一言。
「使えるものはなんでも使っていいのよ!」
豪快でいつもスパッと答えを導いいてくれるJ先生。
おぉ、なんてわかりやすい!
そうか!
使っていいんだ!
いつも正しい方法、アプローチで結果を出そうと
していたけど、そうじゃなくてもいいんだ!
これは本当に驚いた一言でしたね。
だって、理屈じゃないんだもん。
「 ここがこうなって、こうして、ああしたら立てるよ」
じゃなくって。
「何が何でも立て」
って言ってるわけだからね。
でも逆にそれがよかったなって思う部分もある。
だって踊りづらい部分、やりづらい部分っていうのは
いくら解決しても次から次に湧いてきて、
決して「はい、これでお終い♪」ってことはない。
それなら、一つ一つレッスンで解決していく以外の方法として、
「強引に結果を作る」という方法も”あり”だと思うんです。
こう言うと「よし、力技でいいんだな!」って人が出てくると
困るので先に言っておくと”そういう方法もあり”ってだけです。
あくまでも基本はしっかり練習していきましょうね♪
コメント
初めて、ブログ拝見させて頂きました。
「何が何でも 立て!」 には笑っちゃいましたが、
本当にその通り!だと。
勉強になる、お話が盛り沢山で、ついコメントを・・・。
お気に入りに追加です(^^)/
恵美さん、こんにちは!
当ブログにご訪問いただきありがとうございます。
何が何でも立たなきゃいけない時ってありますよね。
気合いのみで立つみたいな(笑)
お気に入り登録ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
「立つ」ってなんでしょうね?
ダンスしていると本当に分からなくなります・・・
これが嫌いで社交ダンスが好きになれないさん、こんにちは。
立つというのは、ダンサーにとって永遠の課題かもしれません。