「トーンを作って」って言われたことあるよね。
トーンとは何かっていうと、
体の筋肉の緊張感のことだよ。
例えるならギターの弦のような感じ。
しっかりと張ってないと音が出ないでしょ?
社交ダンスでも同じで、体のトーンがある方が
踊りやすい。
スタンダードでもラテンでもトーンは必要。
じゃあどうやって体のトーンを作るのか?
イメージとして、自分の身長とぴったりの
部屋を想像してみて欲しい。
床と天井の間に自分がピッタリ挟まる
くらいの部屋。
ライズもできないくらいピッタリで
オーダーしたようなサイズの部屋ね。
この部屋で、床を足で押して頭で天井を
押し上げるように伸ばしてみて。
どう?
体にグググーっと力が入ってきて、
お腹のあたりにも力が入ってきて、
緊張感が出てくるよね。
体が縦にストレッチされて背が高くなって
強くなった感覚があればOK。
これでしっかりとしたボディトーンができるよ。
出来てるかどうかは、人に押してもらったり、
触ってもらうといいよ。
力強いボディトーンができている人は
ちょっと押されたくらいじゃグラグラしない。
触ってみると、お腹の当たりにエネルギーが
詰まっているような感触がある。
しっかりできてくると、トーンは
ボディだけじゃなく手の指先にまで到達する。
トーンのある状態で組むと相手の動きが
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