好き嫌いに理屈はない

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社交ダンスに限った話じゃないんだけど、

好きな物は好きだし、

嫌いなものは嫌いなんだよね。

 

そこに理屈はないから、理由を

聞かれても答えられない。

 

もうこれは直感的なことなんだよね。

本人が持っている感性の問題ともいえる。

 

例えば。

僕は抹茶のケーキが苦手だとする。

 

好きな人からしてみれば「なんで?」

って思うかもしれないけど、

苦手なものは苦手なんだよ(笑)

 

好きになろうと努力する義務なんてないし、

強制されるなんてまっぴらごめんです。

 

変な例えだったね。

 

現役のころ、選手会で海外のトップコーチャーを

招聘してレッスンを受ける機会が頻繁にあった。

 

いろんなコーチャーに習うんだけど、

受けた感想は人によって全然違うんだよね。

 

レッスンが終わったあと、

みんなでいろいろ話してみると、

「すっごい踊りやすかったし、わかりやすかった」

「わかりづらいからもう受けないよ」

 

など、受け取り方は本当に違う。

 

同じように、ある人にとって踊りやすい人が、

他の人にとって踊りやすいとは限らない。

 

そこが社交ダンスの難しいところでもあり、

面白いところでもあるんだよね。
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