社交ダンスでスウィングとスウェイの違いは



社交ダンスでスタンダードを踊っていると

次の単語が出てきます。

 

・スウィング

・スウェイ

 

この2つは文字で書くと似てるけど、中身は全然違う。

まったく違うものだから覚えておくといいよ。

 

教科書を見ると。

実はスウィングに関しては記述がない。

 

なぜか。

それはわからないw

 

スウェイに関しては書いてあるから先に説明するね。

スウェイは「体の傾斜のこと」です。

 

傾斜っていうと難しいかな。

体の傾きです。

同じことか。

 

例えば。

ワルツのナチュラルターンを踊ったら、

最後に足をそろえた時、体は傾いてるよね。

 

ホールドが水平じゃなく、少し傾いてるはず。

 

体は傾いているから、この状態でラーメンの

どんぶりを持ったら確実にスープがこぼれます。

 

でも、こぼれていいんです。

それがスウェイ。

 

傾きは足をそろえて止まるために必要な動作です。

 

もし傾きがなくて体が水平な状態でナチュラルターンを

踊ったら、進んでいく勢いが止まらないから

足をそろえることができないんだよね。

 

ワルツを踊ってる人をよく見ると、

みんなちょっとずつ傾いて動いているよ。

 

この傾きのことをスウェーって言います。

 

飛行機を例に出すとわかりやすいかな?

旋回していく方に少し傾くでしょ?

 

右に旋回するときは右の翼を低くしてる。

その方が理にかなって動きやすいんです。

 

スウェイに対してスウィングとは揺れる運動のことです。

 

良く例えられるのが振り子とメトロノームだね。

どっちも揺れてます。

 

揺れる・振る動き、運動のことをスウィングと言います。

 

スウィングはワルツを踊るためには必須テク。

スウィングがあると動きがすごく滑らかになって

踊りやすくなる。

 

例えば。

振り子の端をもって手を放すと球は落ちていって

反対側に上がっていく。

 

これが振り子運動。

いわゆるスウィングです。

 

球は高いところから低いところを通って

ふたたび高いところに上がっていく。

 

振り子運動を言い換えると、

「高いところから高いところへ」です。

この運動がスウィングです。

 

球の運動を考えるとわかるけど、振り子運動は

重力があるから成り立つのね。

 

ここ大事。

スウィングに関してこちらの動画で詳しく

解説してあります。


もし無重力だったら振り子運動は生まれない。

重力があるから振り子は動く。

 

つまりワルツも重力を感じて動くことが

ポイントになってくるわけ。

 

ちょっと難しくなってきたね^^;

ライズをした高い状態から重力を感じて

ロアをして再び高いところへ上がっていく。

 

これがスウィングです。

 

ワルツの場合、3歩のステップを1つの

スウィングで踊るようにすると動きが滑らかになるよ。

 

1歩ずつバラバラに動くのではなく、

1つの運動の中に3歩が入ってる感じ。

 

以上、スウィングとスウェイの違いでした。

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