本番での緊張を和らげて実力を発揮できる考え方とは



僕は緊張しやすいタイプです。

 

出番前になると、緊張して手が冷たくなります。

フロアに入る時にパートナーと手をつなぐと

いつも「冷たっ!」って言われてました。

 

緊張する原因はいろいろあります。

 

僕の場合は、

「なんとしても次の予選に上がりたい」

「生徒さんに良いところを見せたい」

「周りのみんなが上手く見える」

という思考が緊張の原因でした。

 

この思考は練習している時は

全然考えないことです。

 

普段考えていないことを考えることで

頭の中がごちゃごちゃになって、

緊張してくるんですね。

 

ここで冷静に考えると。

 

練習をしている時に意識しているのは

レッスンで習ったことと、パートナーと

決めたことだけ。

 

ここで〇〇をする。

ここは△△をする。

 

それだけです。

 

なのに、本番になると練習と違う邪念思考に

襲われて集中できなくなり、緊張してくる。

 

いいところを見せたいし、良く踊りたい、

という気持ちはわかりますし誰でも持っています。

 

だけど。

「本番」で自分が持っている実力以上の

力を出すことはできないんだよね。

 

突然、ダンスがうまくなる

なんてことはないから。

 

出せるのは、

「今、自分が持っている力」だけ。

 

それを自分で認めることができるようになってから、

余計な考えに邪魔されることがなくなって、

緊張することがなくなったよ。

 

開き直ったとも言えるね。

 

変な言い方になるかもしれないけど、

「僕はこの程度しか踊れないから」

って考えに似ているかも。

 

欲張って、あれこれやろうとするよりも、

自分が出せるベストのことをする。

 

考え方として、

「もっといいところを出す」じゃなくて、

「今できる自分のベストを出す」がいい。

 

この考え方を教えてくれた本を紹介しておきます↓

マッシモ・ジョルジアンニが教えるダンサーのためのメンタル・トレーニング ~ベストクオリティを求めて~

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2 Responses to “本番での緊張を和らげて実力を発揮できる考え方とは”

  1. ソレイユ より:

    マッシモの踊りはビデオで見ましたけど
    踊り手の気持ちがビンビン伝わってくる
    そんな感じがしました。

    • 前掛け より:

      ソレイユさん、こんにちは。

      マッシモは熱いダンサーでしたよね。
      踊り手の感情が見ている人にも伝わってきます。
      引き込まれちゃいますよね。

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