リバースロールの体の使い方:傾き(インクリネーション)を解説



サンバの人気ステップ「リバースロール」

 

サンバらしい楽しいステップです。

動画を見てみよう。

 

リバースロールで特徴的なのが体の傾き。

体を前後に倒して踊っているよね。

 

体を倒すこと、つまり傾きのことを

インクリネーションと言います。

 

インクリネーションはサンバによく出てくるよ。

 

僕は学生の頃からサンバロールを踊ってきたけど、

フィーリングだけで踊ってた。

 

「こんな感じだ!」って見た目の真似だけで

踊っていたんだよね。

 

うまくいってたけれど、たまたまカップル間で

呼吸が合っていただけで。

 

他の人と組んだら全然うまく踊れなかった。

動きがぜんぜん噛み合わない。

 

なぜだろう。

同じように踊っているのに。

 

当時はうまく踊れない理由がわからなかったよ。

でも、今ならはっきりと理由がわかる。

 

理由:正しい動き方を知らなかったから

 

実は。

サンバロールの体の傾きは1歩ずつ決まっている

 

傾きを合わせることが出来れば

2人の運動は噛み合うのね。

 

体の傾きを解説していきます。

準備  右

1歩目 前

2歩目 前から左

3歩目 左

4歩目 左から後

5歩目 後ろ

6歩目 後ろから右

 

このようになってる。

細かいけれど、1歩ずつ上半身を動かすことで

2人で滑らかなリバースロールを踊ることができるわけ。

 

まず、足は動かさずにその場で上半身の動きだけ

やってみよう。

 

準備として右に傾ける。

次に

前、前から左、左、左から後、後ろ、後ろから右。

上半身が円運動をしている感じだね。

 

意外と難しいのが「前に傾く」動作です。

社交ダンスでは上半身を前に傾ける動作って

ほとんど出てこないからね。

 

下半身を動かさずに上半身だけ前に傾ける。

お辞儀をする動作と同じです。

 

お辞儀をするときは骨盤から上の部分だけを

前に倒すよね。

 

まずは1人で上半身だけの動きの練習をする。

次に2人で組んで上半身だけの練習をする。

最後にステップを踏んで練習をする。

 

これで滑らかなリバースロールが踊るようになります。

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