強く立つことは大事です。
競技会で存在感のある人はしっかりと強く立っている人。
勝ちあがっていく人で立ち方が弱い人はいません。
立ち方が強いというのはどっしりと立っているということ。
他の人がぶつかっても倒れそうにない。
床に対して大木のように生えていて、
ぐらつかずに安定感がある。
逆に立ち方が弱いとは、ふわふわぐらぐらしていて、
ちょっとでも押したら簡単に倒れそうな状態のこと。
ではどうやったら強く立てるのか?
簡単に会得できる方法があります。
押せばいいんです。
立っている人を。
思いっきり![]()
叩くんじゃなくて”押す”んですよ(笑)
例えばチャチャチャでニューヨークをしたとします。
ニューヨークは二人のアームの形を合わせることで
美しいラインを作り出すステップ。
大抵の場合上げているフリーアームの方に全意識が
いっちゃって、立ち方が弱くなります。
なのでニューヨークのラインを作った状態で
腰を後ろからぐっと押すと、ぐらぐらします。
この”ぐらぐら”が止まるまで押し続けます。
僕はコーチャーにしょっちゅうコレをやられていたんですが
もんのすごい力で押してくるんですよ。
まるで力士の突っ張り並みのパワーです。
![character1[1]](http://socialdance.asia/wp-content/uploads/2015/01/character11.jpg)
両足が滑って前に移動しちゃうんです。
止まろうとしてもそう簡単には止まれないほどのパワー。
どんどん前に滑っていって、
あー壁にぶつかるー!!
ここでマジで危機感を感じ本気で止まろうとします。
その時、両足、ボディにものすごいテンションが入ります。
もう少し具体的に言えば、フットプレッシャーが強くなる
ことでしっかりと床を両足で掴み、そのエネルギーが
ボディに伝わってきて腹圧が上がる感覚になってきます。
そして止まることが出来るのです。
これが強い立ち方です。
誰にぶつかられても倒れない。
床に対してどっしり立っている。
この方法はどのステップでも使えます。
立ち方が危なそうなところは
お互い押して確認し合いましょう。
そして強い立ち方を手に入れましょう。
ただしケンカにならない程度にね(笑)
※これはスタンダードでも同じです。組む前にお互いに
押し合うと立ち方が強くなりますよ。
※競技会に関する記事はこちらにまとめています。
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