何事もそうだけど、やっぱり基本って大事なんだよね。
初心者の頃は基本ばっかりやっているけど、
上級者になってくるとほとんどがバリエーションになる。
でも、基本は上級者になればなるほど大切だって感じる。
基本的なことをしっかり練習して土台を作ってから
上に積み重ねていくのと、土台がないところに家を
立てるのは全然違う。
じゃあ基本的な練習ってなに?
すっごくシンプルに言えば
「片方の足にしっかり乗ること」
これが大事。
大事なんだけど、かなりキャリアの長い人でも、
出来ていない事が多い。
「そこ、どっちの足に乗ってるの?」
「えっと・・・・右です・・・あれ左かな?」
これはしっかりわかっていない証拠だよね。
基本のステップを思い出して欲しいんだけど、
必ず、右足か左足のどちらかの足に体重が乗っていたはず。
ベーシックステップでどっちかわからない、
なんてことはありえないよね。
だけどDVDから直接ルーティンを取って、
そのまま形だけ真似してしまうと、どっちに乗っているのか
はっきりしなくなってしまう場合が多い。
必ず、どっちかの足に体重が乗っている。
それが自分の中でしっかりと理解されるだけで、
踊りはグンと変わってくる。
客観的に見ていて、はっきりと、迷いがなく、
力強く見えてくるんだよね。
だってそうだよね。
右足に乗ろうとして右足に乗りに行く人と、
なんとなく右足を出している人では「意思」
の力が全然違う。
目的がはっきりとしているかどうかの違いは大きいよ。
練習方法としては、自分で口に出して言ってみること。
一歩ずつ「右、左、右」って言いながら
踊ってみるとはっきりする。
そうすると、今までちゃんと乗れていなかった
部分が見えてくるよ。