ルンバウォークの練習が必要な理由



東京での練習会はいつもルンバウォークから始まります。

前進と後退をひたすら繰り返す。

 

時間にしたら30分位かな?

 

でも、

なんでルンバウォークが必要なのでしょう?

 

それは、ルンバのステップが全部ルンバウォークで

構成されているからです。

 

もうちょっと具体的に言えば

前進と後退と回転で構成されています。

 

例えば、オープンヒップツイストを踊る時、

女子は最初に後退して、そこから2歩前進して回転し、

また2歩前進して回転して後退して

ファンポジションになります。

 

このステップは前進、後退、回転しかしてないよね。

超シンプルでしょ?

 

つまり、ルンバウォークがバランス良くできれば

オープンヒップツイストは踊れるわけです。

 

アレマーナに関してもそう。

ファンポジションから足をクローズ(これは後退と考える)

 

それから左足前進、右足前進。

回転して左足、右足、左足と三歩の前進になります。

ほとんどが前進ウォーク。

 

こう考えるとルンバウォーク、つまり右足から左足への

正しい体重移動ができていないと、

踊れないということがわかりますね。

 

正しくない方法でなんとなく自分のフィーリングで

踊ることもできますが、それじゃあ自分が

何をしているのかわからないと思うよ。

 

そこの右足の位置はどこですか?

って聞かれた時に意識して踊っている人は

「前進です」って言えるけど、無意識に踊っている人は、

「え?えーと・・・・・」

ってなっちゃうよね。

 

それは自分のことだけじゃなく一緒に踊っている

相手にも影響が出てくるよね?

 

タイミングが合わない、とか体重が合わないとか。

自分が何をやっているかわかっていれば

自信を持って踊ることができる。

 

わかってないとちょっと違うことを意識した時に

全然できなくなってしまうよ。

 

ルンバウォークには体重移動や足さばき、

ヒップムーブメントなどのあらゆる要素が詰まっています。

 

レッスンの前に五分くらいでも練習すると変わってきますよ。

レッスン五分くらい。

レッスンゴクライ

ラッスンゴレライ?

 

はい、ごめんなさいね〜(笑)

 

※ルンバに関する記事はこちらにまとめています。

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3 Responses to “ルンバウォークの練習が必要な理由”

  1. ブログの生徒 より:

    先生、いつもブログで勉強させていただいています。

    ニーバックについての質問です。

    オープンヒップツイストを踊る時など、
    女性は右ヒザをグーッとニーバックして左足後退します。
    「ヒザが伸びていない!」
    「もっとニーバックしなさい!」と、よく言われます。
    なので、ヒザ関節(ヒザ小僧の部分)を一生懸命後ろへ伸ばしきろうとすると、
    ヒザ関節が痛くなります。

    上体背骨は残したまま、右骨盤を右後方へ移動すればいいのか?
    ニーバックの仕方がわかったようで
    わかりません。

    初歩的な質問ですが、よろしくお願いします。

    • 前掛け より:

      ブログの生徒さん、こんにちは!

      膝関節は後ろには曲がりません。
      膝が痛くなっているということは、
      方法が間違っているか、やりすぎですね。

      膝が伸びていない原因として考えられるのは、
      「体が落ちている」ということです。

      体をしっかりと引き上げておけば、
      膝は自然と伸びてきます。

      頭を常に高い位置にキープすれば、
      体は上から吊られたような状態になり、
      膝は自然と伸びてきます。

      ニーバックを意識しすぎると、
      体や腰が落ちてしまいます。
      まずは高い位置を意識してみてください。

  2. ブログの生徒 より:

    ご丁寧な回答ありがとうございます。

    確かに身体が落ちていることを
    よく指摘されます。
    頭を高い位置にキープすることを
    忘れないようにしてレッスンしてみます。

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