ラテンの動きで必要なのは、
身体を時間差でバラバラに動かすこと。
いわゆるアイソレーションというもの。
アイソレーションは分離という意味があるよ。
体を時間差で動かしている感じで、
体の一部を止めて一部だけ動かす感じでもある。
言葉で説明するのはちょっと難しいんだけど・・・
実際に体の一部を止めて、
体を動かすとどうなるのか?
例えば、肩回りを動かさずに、顔の向きだけを
右へ変えてみよう。
すると、首の周辺の筋肉がツイストされて、
ストレッチしてる感覚があるよね。
これが体をバラバラに動かしている状態だよ。
体を意識的に部分ごとに動かせるような
エクササイズをしていこう。
ではエクササイズ方法を紹介するね。
足を肩幅に広げて両手を肩の高さに上げる。
漢字の「大」の字をまず作る。
そして体を3つの部分に分けて考える。
1「頭」
2「肩~腕」
3「あばら骨から下」
まずは1「頭」だけ左右に回す。
この時に2と3は動かさないこと。
次は2「肩~腕」だけ左右に回す。
この時1と3は動かさないこと。
次は3「あばら骨から下」だけ左右に回す。
腰や脚、足の裏も一緒に回していいよ。
背中や腰回りがツイストしてる感じがあるよね。
この時1と2は動かさないこと。
できた?
そしたら次は応用編だよ。
1「頭」と3「あばら骨から下」を
同時に左右に回す。同じ方向でいいよ。
この時2は動かさないようにする。
身体をバラバラに動かす感覚が
実感できたと思うよ。
意識的にこういうことができてくると、
体の動きの数が増えるから、
ダンスの表現の幅がグッと広がってくるよ。
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