基礎トレーニングはまだ続きます。次は
「ボックスワルツ」
これは名前の通り「ボックス=箱」の形に
ナチュラルターンを繰り返します。
男子ナチュラルターンの1~3、続いて4~6。
再び1~3,4~6を繰り返すことで
元の位置に戻ってきます(女子も一緒です)
同様にリバース系もします。
ダンスの教科書に載っているナチュラルターンの回転量は
8分の3、つまり135度なんですが、ボックスの場合は
アンダーターンの4分の1、つまり90度にします。
それで4回のナチュラルターンで元の位置に戻ってこれるわけです。
上級生が近くにきて、
「もっと動けー!!」
と言ってくるので、一生懸命に足を開きます。
「もっと動けー!!」
どうやったら動けるんだろう・・・・床を蹴れば動けるかも
「もっと動けー!!」
2の足を滑らせたら動いて見えるかも
「滑らすな!!」
これはだめか・・・・・
いろいろと考えながらやっているうちに、
惰性で動けることに気が付きました。
惰性というと聞こえあまりよくないですが、
体を投げ出すと楽に動けるような。自分の体重を利用するというか。
こうすると、
3歩のナチュラルターンが
一つの繋がった運動になる
そして、気持ちいいんです。
力まずに動けて、体がフワーッとなる感じが。
少しずつ楽しくなってきました。
もちろん、基本的にはきついんですよ。
だってこのボックスも
ナチュラル系10曲、リバース系10曲とか延々と繰り返すので・・・
この体を投げ出す感覚が、
いわゆる「スィング」だったんです。
慣れてくると、大きく動けるようになってきました。
2で一番高い位置にいるときに次の運動の準備を始める。
前進するためには後ろ側から、後退するためには前側から。
そうすることで足だけではなく、
体を使った運動が可能になるんですね。
※ワルツに関しての記事はこちらにまとめています