一つの事をすべてに当てはめるのは危険なことも?



僕は要領よく物事をすすめたいと

いつも思ってます。

 

時間は限られているからね。

 

例えば、お風呂から出た時。

 

ドライヤーを洗面台に立てて手を使わずに

髪を乾かしている。

空いている手で化粧水をつけ、歯も磨く。

 

これで時間が短縮されます。

 

まぁ、これはどうでもいいレベルの話ですね(笑)

 

ダンスでも同じように

「要領よく練習しよう」と考えてました。

 

だから、一つのことを習ったらそれをすべてに

適用しようと考えたのね。

 

例えば。

スタンダードのレッスンで、顔の向きは

左って言われたとして、その時の感覚が

すごくよかったとする。

 

要領よくいきたい僕は

「じゃあ、すべての種目のすべてのステップで

左を向いて踊ることにしよう」って考えるわけです。

 

だけど。

ずーっと左を向いて踊っていると、ちょっと

無理っぽく感じるところが出てくる。

 

スウェーが右に変わる場所です。

右スウェーになる場所は右を向いた方が

自然なんだよね。

 

でも、左を向くことにこだわっているから、

やりづらくても無理やり左を向こうとする。

 

本当は右を向いた方がナチュラルで楽なのにね。

 

習ったときの

「左を向いたらすごく踊りやすかった」

という感触も加算されて、

なんとしても左を向こうとする。

 

一つのことをすべてに当てはめようとする。

 

なんなら、なんとかして左を向くための

方法を考えたりもする。

 

でも。

違う、そうじゃない。

そうじゃな~い~♪

 

それに気づけない自分。

 

もしタイムマシンがあったら、この時に戻って、

後から頭をぽかっと叩いて教えてあげたい。

 

「そうじゃないんだよ」ってね。

 

一つの事だけにこだわって練習すると、

やりづらいところは当然出てくる。

 

大抵の場合。

やりづらい場所は、できない場所なんだよ。

 

やりづらいところに無理やり適用して、

「なんかしっくりこないな~」って、

モヤモヤした気分になるならやらない方がいい。

 

やりづらい場所は

「あ、ここはできない場所なんだ。

無理せずにやめておこう」

って割り切った考えでいいんだよね。

 

一つのことをすべてに当てはめると、

出来る部分と難しい部分がでてくるから。

 

難しい部分は、

「ここは難しいからパスしよう」で大丈夫。

 

柔軟な考え方をすることで、

ダンスがもっと楽しくなるよ。

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4 Responses to “一つの事をすべてに当てはめるのは危険なことも?”

  1. たごまる より:

    前掛先生こんにちは!
    面白くて元気出ました!ありがとうです!(笑)(涙)(腹筋肉痛)

    • 前掛け より:

      たごまるさん、こんにちは。

      朝から笑っていただきありがとうございます。
      今日も元気に行きましょう^^

  2. jackpot より:

    鶏卵の関係?

    >右スウェーになる場所は右を向いた方が
    >自然なんだよね。

     人間の頭(頭蓋骨)を、脳みその方が空っ
    ぽで、顔の方に重りが詰まっている球体のよう
    にイメージすると、顔の向きをどちらにすべき
    かわかりやすいような気がするんですよね。
    (とりあえず、中立の時はやや左とする)
     例えば、右スウェーの場合は右肩が下がる
    から、重力で顔は自然にそちらの方にくるん
    と向く。
     逆に、その法則に従ってなおかつ顔の向き
    がおかしいときは、体の傾きが逆になっている
    のかもと疑ってみるべきでは。
     例えば、ピクチャーポーズで本来は顔は左の
    方を方を向いていなければならないのに、どう
    しても女性の方を向いてしまう場合は、女性に
    寄りかかっている(=右に傾いている)こと
    が多いような気がします。まあ、原因と結果が
    逆かも知れないけれど。

    • 前掛け より:

      jackpotさん、こんにちは。

      顔の方が重いって考えると、確かに顔の向きがわかりやすいですね。
      ナイス情報ありがとうです。

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