昨日のテレビで東大ダンス部とドイツチームの
フォーメーション対決を見たよ。
結果はドイツチームの勝ち。
フォーメーション世界チャンピオンの
チームだけあって、素晴らしかったね。
冒頭でインタビュアーが聞いていたよね。
「どんな練習をしているんですか?」って。
そしたら
「体幹を鍛えることかな」って言ってたよ。
どっちのフォーメーションダンスも
見ごたえがあった。
結果よりも興味深かったのが
東大競技ダンス部の指導方法だね。
とても理論的。
上級生が下級生に重力や慣性の力についての
話をしていて、ビックリ。
プロの自分たちが聞いても、
「へぇー」って思うようなことだよね。
自分たちが学生の時とは、
全然指導方法が違う。
昔はね、とにかく気合と根性と量だった。
同じ動きを何度も何十回も何百回も
繰り返して体に覚え込ませてた。
それはそれでいい面もあるんだけど、
やっている練習の内容や意味が
よくわからなかった。
詳しく説明もされなかったし。
中には
「これは本当に意味があるのか?」
って思う練習もあった。
もし、もっと理論的に考えていたら
どうなっていただろうか?
例えば。
「競技会で勝つためには〇〇が必要。
なぜなら審査員はそこを重視するから」
「〇〇ができるようになるには■■の練習が必要」
「■■のためには△△のトレーニングをする」
みたいな。
または、体の構造的な話で、
「ここを動かせば、連動してここも動く」
とか。
多分、納得度が違ってくると思うんだよね。
体を使う+頭も使うことで練習効果は上がる。
運動の仕組みや、やる理由を知って
練習するのと、漠然と練習をするのとでは
身に付くものが違ってくるよ。
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