ラテンの女子のステップは回転するものが多い。
半回転だったり1回転だったり4分の1回転だったり。
この時に目線が定まらないとブレの原因になるよ。
目線を定めるとは一点をしっかり見るということ。
目線が定まると頭のぶれやぐらつきが無くなるんだけど、
さらに安定感が出る方法がある。それは、
振り向いてからどこを見るのか定めるのではなく、
振り向く前に狙いを定めておくこと。
ね・ら・い・う・ち~♪
なんだよ。
例えば。
スリースリーズで女子が最初に半回転するところ。
男子の方に向かって前進した後に、
くるっと背中を向けるシーン。
女子は右足の上で右に半回転をおこすんだけど、
回る前に、次にどこを見るかということを
頭の中で決めて、狙っておかなければならない。
「次は自分の後ろ側を見る」
右足の上に乗った時には次に見るべき
場所がしっかりとイメージされている。
あとは狙ったところにスパっと目線を向けるだけ。
すると、回転に迷いがなくなるし、
びたっと止まることができる。
回りながら「どこ見ようかな~」とか、
回り終わってから「どこみようかな~ここかな~」
って考えているとバランスも崩れるし、
回転も鈍くなるよ。
事前の準備が必要ということだね。
行き当たりばったりで表現するのではなく、
その一歩前、さらには二歩前からすることを
考えておくと動きがスムーズになるよ。
何事も準備が大事ってことだね。
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