「力を抜いて」って言われることが
ありますよね。
社交ダンスで力むのは、
ほとんどの場合が上半身です。
肩とか、腕とか手が力みやすい。
上半身が力むと固くなるので、
動きづらくなるんだよね。
思い切って上半身の力を抜いてみよう。
本気で力を抜いてください。
力を抜くことに力を使うんです。
リラックスして、ぷら~~ん、
ぺろ~~~ん、ふにゃ~~~んと脱力します。
骨だけで立っているようなイメージですね。
全身の力が抜けると、耳に入っていた力も
抜けてくるので、かかっている音楽が
聞こえるようになります。
力んでいる時は、音楽が聞こえていません。
耳の中も力が入ってしまって、蓋が閉まったような
状態になり音が入ってこないんですね。
普段、踊っていない時に自分の好きな音楽を
聞いている時は体はリラックスしているでしょ?
体がリラックスしていると、音楽は
スーッと体に入ってくるよ。
リラックスした状態のまま踊ってみます。
「こんな状態で踊れるわけないじゃん」
って思うかもしれないけど、大丈夫。
意外と踊れるから。
力を抜いて踊ろうとすることで、体が
しなやかになり、踊りやすくなるよ。