社交ダンスの種目の中で、唯一
いつも曲が同じ種目がある。
それはパソドブレ。
パソドブレの曲は
「エスパニア・カーニ」と決まっている。
競技会を見ているといつも同じ曲がかかるでしょ?
同じ曲がかかり、決まった小節数で
ハイライト(決め場所)が来るようになってる。
だからこそ。
唯一、曲に合わせた振り付けができる
種目なんだよね。
他の種目だと、毎回違う曲がかかる。
だから曲にピッタリ合わせた振り付けは
できない。
もちろん、曲に合わせて踊る事はできるけど、
初めて聞く曲でアクセントやメロディーまでを
表現することは難しい。
だけど、パソドブレは違う。
いつも同じ曲だから、どこで盛り上がるとか、
どこでどの楽器が鳴るとかわかってる。
だから「曲のこの部分はこう表現する」
ということをあらかじめ決めておくことが
可能なんだよね。
言い換えるといつもデモンストレーションを
踊っているような感覚で音楽に集中する
事ができる種目。
パソドブレはハイライト以外にも、
決める音がたくさんある。
そこをしっかりと聞いて、表現して踊ると
音にピタッとはまって気持ちいいよ。
冷静に聞いてみよう↓
聞き慣れてくると、次に「この音が来るな」
というのが予想できるよね。
次に来る決めたい音を予測しておいて、
「来るぞ~もうすぐ来るぞ~・・・
キタ――(゚∀゚)――!!」て狙い撃つ。
自分の感覚ではこんな感じ。
音楽に動きが合うってすごい快感だよね。
自分が音楽と一体になっている感覚。
パソドブレは音楽に集中して、自分なりの
表現をぜひしてほしい。
怖い顔で踊るとか、気合で踊るとか
そんなのどうでもいい。
大事なのは音楽を聞いて表現すること。
音楽を聞いて合わせることができると、
毎回同じレベルでのパフォーマンスが
できるようになってくる。
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