0.1秒早くすればタイミングを合わせて踊ることができる?



生徒さんとワルツのレッスンを

していた時のお話です。

 

ハイホバーからセイムフットランジになって

女性がキックするステップを踊ってました。

 

キックするステップはディベロッパーとも

呼ばれています。

 

このキックするときは男性とタイミングを

合わせることが大事です。

 

なぜなら二人でかみ合った動きをすることで

次のステップにスムーズに繋がっていくから。

 

でも、僕がリードするよりも早く

キックしちゃったのね。

 

「そこはもう少しゆっくりでお願いします」

「0.1秒早かったですね!」

 

・・・・

僕の言い方が悪かった。

 

誰でも「ゆっくり」って言われたら

時間的なゆっくりを考えるよね。

 

でも、キックで0.1秒ゆっくりにしても

2人の呼吸、タイミングは合わない。

 

0.2秒でも0.3秒でも合わない。

 

合わせるためには男性の動きを感じてから

動くことが必要なのね。

 

だから、僕の言い方は正しくは

「男性のリードが来てからお願いします」

だったね。

 

男性はリーダーで女性に何を踊るのか

伝えるのが仕事。

 

言い換えれば指揮者だよ。

指揮者が指揮をすることで、

演奏家は音を奏でる。

 

男性がリードをして女性がフォローして踊る。

 

リード&フォローのタイミングが合うと

二人が一つになった感じがして心地よいんだよね。

 

だから「早いですよ」と言われたら、

男性の動きを感じることに集中してみて。

 

二人の一体感を感じることができると思うよ。

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2 Responses to “0.1秒早くすればタイミングを合わせて踊ることができる?”

  1. jackpot より:

    >だから、僕の言い方は正しくは
    >「男性のリードが来てからお願いします」
    >だったね。

     男性が女性に教えているとき、あるいは二人
    で練習しているとき、気になるのは男性が不
    用意に「早い!」と言ってしまうことなのね。
     双方がちゃんと理屈が分かっているのなら
    問題はないけれど、大概は女性は分かっていな
    いし、男性も分かっていないケースが結構ある。
     で、女性が誤解して「そうか、じゃちょっと
    タイミングを遅らせればいいんだ」と思い込ん
    でしまったら、その男性とは踊れるかもしれない
    けれど、他の人とは踊れなくなってしまう。そも
    そも違うステップに対応できません。正しく指摘
    するなら「勝手に動くな!」です。
     女性の「早い」はあり得ません。逆に男性の
    「早い」はありです。女性が次の準備を整える
    のが待てずに、ついつい次の動きを開始して
    しまう。私もたまにやらかします。
     まあ、女性が用意を整えたかどうか察知でき
    ないようなら論外ですが。

    • 前掛け より:

      jackpotさん

      ほんとそうですよね。感覚で早いって言っちゃうと
      遅くしようとしちゃうのが普通のリアクションです。
      言い方って大事です。

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