ダンスが上手な人とは、自分の思った通りに
体を動かすことができる人です。
自分の身体をコントロールできる人。
例えば。
「手をまっすぐ上に上げて」と言われたら
まっすぐに上に上げることができる。
「足のつま先の向きを内側に向けて」
と言われたらすっと内側に向けることができる。
これが体をコントロールできるということです。
自分が意識したとおりに
体を動かすことができますか？
コントロールするときに大事なのは「意識」です。
動かすという意識を持つこと。
意識をすれば誰でもできるようになります。
できないときは、意識が弱い時。
全ての意識を集めてることができていない時です。
100％の意識を集めてくればできるんだけど、
他のことにも意識を使ってしまってる。
例えるなら、歯磨きをしながら
テレビを見ているのと同じ状態。
本当は100％の意識で歯磨きをすべきなんだけど、
テレビを見ていたら意識が50％くらい
削られてるでしょ？
とか言ってる僕も歯磨きしながら
家の中をウロウロしてるんだけどね（笑）
100％の意識を集めてくると自分の思った通りに
体を動かすことができます。
ただ。
競技会に出ていると、どうしても体を
たくさん使いたくなるんですよね。
たくさん使って勢いを出したくなります。
もちろん、勢いは競技会で目立つためには
必要なものなんだけど
”何をしているのか”説明ができない
勢いは説得力に欠けるよ。
「おりゃああぁぁぁ」とか
「それーー」とか
フィーリングだけの勢いは先がありません。
自分が何をしているのか、体をどう使っているのか
考えて踊ること。
勢いはコントロールの延長線上に
あるのが理想的。
自分が何をしているのかを理解して実践して
いる先にある勢いはGOODです。
言われたこと、やるべきことに意識を
100％向けてみると体を思った通りに
動かすことができるようになるよ。
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