競技ダンスのボディアップの必要性



アジアオープンを見ていると、解説者が

「あの選手はボディが強いですね」

と何度も言っていた。

 

ボディが強いってどういうことなの?

ってことを簡単に説明すると、

グニャグニャしていないしっかりとした

ボディってことね。

 

体にしっかりとした張りがある状態。

体幹が強いと言い換えることができるよ。

 

ボディが強い選手は、ダンスに安定感がある。

激しい動きをしても体がグラグラしない。

頭も静かだし、動きも滑らかでスムーズ。

 

僕も初めて知ったんだけど、解説者によると

日本人の体幹は外人に比べると20%弱いらしい。

 

だから外人は力強いダンスができるのか!

 

勘違いしないで欲しいのが、

ボディの強さはボディを固めることじゃないってこと。

固めてしまうと動きにくくなるからね。

 

1組ずつ見ているとわからないけれど、

6組全員で踊るファイナルで見比べて見ると

ボディの強さの違いがわかる。

 

スタンダードがすごくわかりやすかった。

優勝したアルナス&カチューシャ組のボディの

強さは圧倒的だった。

 

2人のポジション、距離、ホールド、シルエット

が常に一定で本当に美しく綺麗。

どこで写真を撮っても同じに形に見える。

踊っていて全然崩れないんだよね。

 

これはボディ、いわゆる体幹が相当強いから

なせる技だね。

 

今年の1月にイギリスで開催されたUK選手権の

アルナス組の動画を紹介するよ↓

2位のギジャレリ組もすごいんだよ。

すっごいダンサーなんだけど、アルナスと比べると

ところどころグラッとしちゃうのが見える。

 

「なるほど。こういう所の差なのか」

って思った。

 

アルナスのパートナーのカチューシャは

超シンプルなドレスで踊ってた。

フロートがなくてジャスト・ドレスって感じ。

 

それだけ自分のダンスに自信があるんだと思う。

「わたしはドレスに力を入れなくても勝てるのよ」

みたいな。

 

それが他の選手に比べてカッコよく見えたよ。

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2 Responses to “競技ダンスのボディアップの必要性”

  1. junjun より:

     アジアオープン、習っている先生が出場したので一次予選から見にいったのですが、アルナス&カチューシャ組が一次予選にいました!
     もう、別次元でした!「シード」の意味が解った気がします。

    • 前掛け より:

      junjunさん、こんにちは。

      生アルナスは別次元でしたか!
      アルナスの競技会は生で見たことがほとんど無いので、
      機会があったら是非見たいですね~

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