生徒さんのステップを取るために外人のDVDを見てました。
デモの動画なんだけど、ぴったり音にあっているんだよね。
当たり前の事なんだけど、改めてすごい。
どんな小さな足でも何かの音を表現している。
無駄な足がない。
自分のダンスは”決めポーズ”の部分は音が決まっているけど、
それ以外の部分ってルーズなところが結構あるんだよね。
でもそれじゃあダメ。
見ている人には伝わらない。
全ての音をクリアにする気持ちで踊らないと。
それに、うまく音に踊りが合うと気持ちいいんだよね。
狙った音にアクションが合うと「キター!!」って。
例えば、吹奏楽でみんなで楽器を演奏してるとします。
あなたはドラム役です。
最後に指揮に合わせてドーンとドラムを叩きます。
指揮のタイミングと自分が叩くタイミングと
他のみんなが演奏するタイミングがばちっと
ハマったら気持ちいいでしょ?
「あ、決まった!」みたいな。
僕は個人的にこの”決まった感”を味わえるのは
パソドブレだと思っています。
パソは決めポーズ(ハイライト)の場所が3箇所あります。
そこは必ず音に合わせてポーズを決める。
パソの場合は曲が大抵エスパニアカーニだから、
いつも同じ音で決めが来るのね。
で、踊っている時はハイライトが来る前からもう
決める準備をしているわけですよ。
「来るぞ来るぞ、もうすぐ来るぞ~」
そして「ジャッジャッジャ~~ン!!」の音に
動きがピタッとハマるととても気持ちいい。
これは見ている人も同じです。
聞いている音とダンサーの動きが
ピタッと合うとゾクゾクしちゃう。
だから音楽って大事なんですね。