感性の劣化を防ぐために



人間は自分が知らないことを

「嫌い」と思う習性があります。

 

例えば音楽。

テレビで見たことがないアーティストが

知らない曲を歌っている。

 

バンド名も読みづらいし

曲も何を歌っているのかわかんない。

 

すると無意識に「あんまり好きじゃないな」

って思っちゃう。

 

んで、昔よく聞いていた音楽ばかり

聞いて「やっぱ昔の曲はいいな~」ってなるのね。

聞きなじみがあるから曲は安心感があります。

 

でも。

これはあまりよろしくない。

 

何がよろしくないのかって言うと、

自分の感性を鈍くしているから。

 

自分の世界を狭くしている。

 

知らないアーティストでも曲がヒットして

いるのは、いい曲だからなんだよ。

 

それを知らないから嫌いって自分で

決めつけるのは良くない。

 

最近、ヒップホップを踊っていてそう思った。

 

ヒップホップは曲に合わせた振り付けを教わるのね。

例えるならデモを習ってるような感じ。

 

歌詞やギターやドラムの音に合わせた

動きを覚える必要がある。

 

で、曲は月に2回変わる。

若い先生だから新しいアーティストの曲が多い。

 

使う曲は僕はほとんど聞いたことがない曲ばかり。

 

だけど。

振付を覚えないと踊れないから何回も何回も

曲を聞き込まないといけない。

 

聞き込んでいくと、だんだん歌詞やメロディーが

体に入っていき鼻歌でも歌えるようになってくる。

 

すると

「あれ?この曲、結構いいかも・・・」

ってなるんだよね。

 

自分が

「興味ない・知らない・好きじゃない」

って決めつけていた曲でも、よく聞いてみると

「意外といいじゃん」

ってなったわけです。

 

新しい世界が開けたのね。

 

いろんなことにトライしてみることが大事。

 

曲に限らず、自分が知らない世界でも素敵な

ことはたくさんあるよ。

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